異化作用については以前に触れましたが、今回は同化作用について確認していきます。
同化作用とは、摂取したエネルギーや栄養素を使って身体の組織を合成することを指します。
筋肉量を増やす際にとても強く意識されるのがこの要素です。
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同化作用と異化作用について、筋トレ生活のなかでどのくらい意識すべき?
筋肉量を増やすためには、同化作用をしっかりと促進して筋肉を合成することが大切なテーマとなります。
同化作用を促すには、プロテインなどのタンパク質や、炭水化物、ビタミン類といった各種栄養素をしっかりと摂取することが大切です。
また、極端なオーバートレーニングにならないように筋トレメニューをコントロールすることも重要であるとされています。
「筋肉量をがなかなか増えない」という方の話を聞くと、上記条件の前者である“栄養素”が不充分であることが多いように見受けられます。
自分ではたくさん食べていると思っていても、筋肉をつけるという観点から見ると少食だったり、そもそも「筋トレ後にプロテインを飲めば、それだけでモリモリと筋肉がつく」と思っていたりするケースもあるようです。
消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ったほうが筋肉の合成は進みやすいという研究結果が出ているようなので、もし筋肉がなかなかつかないと思ったら、食事そのもののカロリーなどを見直してみると、同化作用を促進しやすいかもしれません。
ちなみに増量期では「1食にお米一合では量が少ない」といわれることが多いようです。
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プロテインを摂取する前に、普通の食事を見直していこう!
確かにプロテインは非常に有効なタンパク源だと思います。
しかしながら、プロテインだけでボディメイクが出来るかといえば、それは限りなくNOに近いです。
まずは土台となる基本の食事があり、それで“足りない部分を補う”のがプロテインだと解釈したほうが良いかもしれません。
つまり、いくらプロテインを飲んだとしても、基本の食事が弱かったらそれだけで筋肥大は起こりにくくなってしまいます。
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筋肥大を起こす際にタンパク質と同じほど重要視されるのは、炭水化物です。
炭水化物は脂肪の元…ということで敬遠するかたもいるようですが、実際のところ炭水化物は筋肉の合成に必要な、とても重要な栄養素。
少し脂肪がついてしまう可能性もありますが、炭水化物はやや多めに摂取していくイメージを持ったほうが、筋トレの効果が高くなるでしょう。
せっかくプロテインを飲んでもその他の栄養素が不十分だと成果が得にくく、プロテイン代ばかりが高くついてしまいます。
効率よく強い身体を作っていくためにもバランスの良い食生活を心掛け、積極的に同化作用を促していきたいですね!
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