筋トレ・異化作用についての考察、そこまで気にする必要はない?

筋トレ大好きなトレーニーが恐れる異化作用(カタボリズム)についての考察になります。

ちなみに筋トレ&食事&休養によって身体組織を合成することは同化作用(アナボリズム)と呼び、異化作用(カタボリズム)の対義語のように扱われます。

結論からいってしまうと、ボディビル・フィジーク選手を目指すのであればぜひ追求すべきですが、一般的なトレーニーであれば優先度は低いと思いますよ!

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筋トレ・異化作用についての考察、そこまで気にする必要はない?

筋トレにおける異化作用(カタボリズム、カタボリック)とは、エネルギー不足の状況でトレーニングを行った際に、足りないエネルギーを調達するために身体の脂肪や筋肉を分解してしまうことを指します。

せっかく筋力トレーニングをしても、その仮定で筋肉を分解してしまっては本末転倒ですので、しっかりと計算して食事を取り、カタボリック状態にならないようにしましょう…というのが定説です。

著者も筋トレが大好きなので色々な筋トレ本を読み込んでいますが、どの本にもそのように書かれています。

しかし、実際に生活の中で肉体改造に取り組んでいると、異化作用に関しては「一般的なトレーニーはそこまで気にする必要がない」ように思えてきました。

理由としては「異化作用(カタボリズム)を意識するほど追い込む状況が作りにくい」という点になります。

  • 異化作用(カタボリズム)で筋肉が落ちることを懸念するほど摂取エネルギーを抑えた状況(長期間の極端な減量など)
  • 身体が異化作用の必要性を感じるほどのハードトレーニング

著者も実際に試してみましたが、上記2点を満たす状況を作るのは相当に追い込まないと不可能です。

それこそ「ボディビルの大会で入賞を目指したい!」などの具体的目標があれば追い込めると思います。

ただし「しっかり筋トレ&減量を行って、今より格好良い体になりたい」くらいの“願望に近い目標”であれば、異化作用を意識するほど追い込むこと自体が難しいような気がしますね。

しかしながら、それでも筋肉はしっかりとついていく(一般人と比較して明らかに差があるほどに)ので、一般的なトレーニーであればプロのように追い込む必要性自体は判断が微妙かもしれません。

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ライフスタイルと照らしあわせてどのくらい追い込むのか?

筋トレ&ボディメイクの魅力はとても素晴らしいものです。

みるみる変わっていく自分の身体を見て、ついハマってしまう方も少なくないと思います。

筋トレとの向き合い方は人それぞれだと思いますが、バランスをとって鍛えていくようにしましょう。

強く逞しい自分を作っていくことはとても楽しいですが、肉体改造に夢中になりすぎて仕事関係、友人関係、家族関係に亀裂が入ってしまっては本末転倒です。

著者としては「異化作用(カタボリック)が起こるほど追い込まずとも良い体が作れるのであれば、そこで一旦は満足し、あとは継続の力で進化を目指していくのもひとつかな」という考えで取り組んでいます。

ちなみに「少し追い込みすぎたかな?」と感じた時は、プロテインを1食多く飲むようにしたりしてます。


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「プロテインを飲まないと筋肥大しない」と信じている方も多いですが、著者は体験上「特にプロテインは摂取しなくとも、豆腐や納豆をよく食べれば筋肥大はする」と思っています。

ただ、時々追い込みすぎてしまってどうしても異化作用が気になってしまうときもあるんですよね。

そういう時限定で「おまじない感覚」でプロテインを採用してみるのもひとつの使い方だと思いますよ!

教科書通りの筋トレ方法が全てではないと考えているので、いかに肉体改造をスムーズに日常生活に溶け込ませるかが大切ですね!

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