ファンクショナルトレーニングを採用し、使える筋肉に変えていこう!

ダンベルやバーベルで作った筋肉は観賞用で、使えない筋肉だ…などという意見を聞くことがあります。

著者は自重トレーニング派ではあるんですがこの意見にはやや疑問で、ウェイトトレーニングも充分に使える筋肉を作れる要素があると思うんですよね。

以下、実用性重視の使える筋肉をつくる、ファンクショナルトレーニングについて触れていきます。

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ファンクショナルトレーニングを採用し、使える筋肉に変えていこう!

ファンクショナルトレーニングとは「機能の改善を目的としたトレーニングのこと」を指す言葉です。

実際にスポーツを行なうアスリートの場合、筋トレで扱えるパワーはアップしたのにもかかわらず、競技力には反映されない…という悩みをしばしば見かけます。

これは身体のパーツ単体の機能は改善したものの、部位と部位の連動力・協働力が鍛えられていないから…というのが、ひとつの要因として考えられます。

例えばダンベルカールのような単関節種目(アイソレーション種目)は、あくまで1つの筋肉にフォーカスした筋トレ種目です。

上腕二頭筋を鍛えるという目的には沿っており、筋力アップ&筋肥大には効果が高いとされます。

ただし、これはあくまで上腕二頭筋単体のトレーニングになるため、体全体を流動的に連動させて行なうスポーツでは、パフォーマンスを最大限に発揮できない可能性があるようです。

こういうケースでは、鍛えた上腕二頭筋とその周辺の筋肉を“馴染ませるイメージ”を持った動作を含む練習メニューを組んでいくと良いとされています。

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フィジカルを強くしていくことはあらゆるスポーツで効果的!

これは著者の考えですが、フィジカルを強くしていくことはあらゆるスポーツで効果的だと思います。

例えばサッカーのようなスポーツでも、がっしりとした上半身を作っておくことで、競り合いになったときなどの「あたり」に強くなったりするものです。

バスケットボールなどでも、ゴール下のリバウンド争いなどではフィジカルが強いほうが有利ですよね。

強いフィジカルを作っていくためにも、ウェイトトレーニングを織り交ぜていくことは効果的だと思うんです。


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ウェイトトレーニングで作った筋肉が「使えない」と揶揄されれるのは、一部の種目に連動力に欠けるものが含まれているからだと思います。

よって、実際には筋肉の連動力さえ高める工夫を織り込んでいけば、筋トレをしていない人よりも強いフィジカルを得られるのは紛れもな事実です。

スポーツ競技重視のアスリートの場合は筋トレ以外の技術的な練習も必要なので全ての時間を筋力アップに注ぐことは出来ませんが、日頃の練習の中に1種類か2種類ほど、筋力強化トレーニングを加えていくことで、ライバルと差をつけることが出来るかもしれませんね!

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