デクライン・バーベル・ベンチプレス(Decline Barbell Bench Press)は、バーベルを使って行うベンチプレスのバリエーションのひとつです。
大胸筋の下部を中心に鍛えることが出来る種目なので、うまく活用していきたいところ。
大胸筋下部を鍛えることによって胸部の強く見せることが出来るようになりますから、ベンチプレスである程度ボリュームを作ったあとはデクライン・バーベル・ベンチプレスを採用してみる方法はあるかもしれません。
同系統のトレーニング種目に、ダンベルで行うデクライン・ダンベル・ベンチプレスがあります。
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パッと読むための目次
デクライン・バーベル・ベンチプレスのやり方&効果|大胸筋下部を鍛えるバーベル種目!
今回はベンチを使って行うデクライン・バーベル・ベンチプレスのやり方を追っていきます。
大胸筋下部を鍛える種目として優秀ですが、やはりインクライン・バーベル・ベンチプレスと同様に、リスクのほうが気にかかる種目です。
単独でバーベルを構えることが難しいことや、潰れてしまった時のバーベル落下に対する対応が困難なため、補助者がついた状態で行うべき種目だといえるでしょう。
もし単独で行うのなら、スミスマシンなどを使って取り組んだほうが安全ですが、正確なフォームでデクライン・ダンベル・ベンチプレスを行なうほうが勝ると思います。
デクライン・バーベル・ベンチプレスのやり方
デクライン・バーベル・ベンチプレスのやり方は以下になります。
- 15〜30度程度に傾斜させたベンチに仰向けになる
- バーベルを肩幅の1.5倍分ほど外側を握る
- ラックからバーベルを外し、ゆっくりと胸に下ろす
- 勢いをつけずにバーベルを持ち上げ、限界まで上げたら1秒間キープする
- ゆっくりと元の位置に戻していく
- 終了
デクライン・バーベル・ベンチプレスはやや危険な種目でもあるので、私なら回避するバリエーションです。
リターンを得るのにリスクはつきものですが、デクライン・バーベル・ベンチプレスはリスクに対してリターンが乏しい種目だと思います。
トレーニング仲間と一緒にジムに行った時限定で、交互にチャレンジしてみるのは悪くないかもしれません。
デクライン・バーベル・ベンチプレスの特徴
名前 | デクライン・バーベル・ベンチプレス |
種目 | コンパウンド(多関節)種目 |
メインターゲット | 大胸筋下部 |
サブターゲット | 三角筋前部・上腕三頭筋 |
拮抗筋 | – |
フォーム難易度 | ★★★★☆ |
デクラインで行うバーベル・ベンチプレスはインクライン・バーベル・ベンチプレスと同様、使いどころが難しいと言わざるを得ません。
強い身体を手にするために取り組む肉体改造で、逆に怪我や故障をしてしまっては本末転倒です。
筋トレ初心者の方はいきなりこのバリエーションに突入することは回避して、正しいフォームでベンチプレスを行い、しっかりと効かせられるよう練習したほうが好ましいでしょう。
デクライン・バーベル・ベンチプレスの無双ポイント
筋トレをしていると、行なった努力に対して結果が遅れてついてくる…というのはよくあることです。
結果が出ない間の辛抱がなかなかに難しかったりもするので、うまく自己分析していきたいところですね!
よく聞く話ですが「そのままやってれば成果が出るのに、成果が出ないことに苛立って余計なことをしてしまうケース」などがその典型例。
筋トレ・減量・ストレッチいずれにしてもそうですが、すぐには結果が出ないことを肝に銘じて黙々と取り組んでいきたいところですね!
継続しても成果が出ないとどうしても焦ったり苛立ったrすることがあるかもしれません。
しかし、そういう時に冷静さを欠いて無茶なトレーニングをしてしまうと、怪我・故障の危険度が上がってしまいます。
自分のやるべきことをきちんと把握・判断し、適切な強化を行なっていくスマートさを持ちたいですね!
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デクライン・バーベル・ベンチプレスに期待できる効果
デクライン・バーベル・ベンチプレスに期待できる効果は以下になります。
復数のポイントを同時に鍛えることが出来るため、筋トレ効率が高い点はメリットのひとつに数えられます。
- ぶ厚く逞しい胸板を作る
- 大胸筋・三角筋前部、上腕三頭筋を同時に鍛えられる
- 重たい重量を扱うため、体幹にもアプローチできる
- 女性ならば形の良い胸を作るバストアップ効果も期待できる
大胸筋の下部を鍛えたいと重たったら、デクライン・ダンベル・ベンチプレスのような選択肢もあります。
ひとつひとつの動作を丁寧に行うことによって筋肉に高い負荷を与えることは可能なので、うまくメニューに織り込んでいきましょう。
また、初心者のうちは無理に凝ったメニューに挑戦するよりも、基礎筋力を固めていくのが好ましいと思います。
デクライン・バーベル・ベンチプレスと組み合わせたい
もしその他の種目と組み合わせていくのならば、やはりベンチプレス系が主体になってくると思います。
- ベンチプレス系種目
以下、大胸筋を鍛える種目との相性はどれも良いと思います。
- その他の種目
ちなみにバタフライは最後の追い込みに使えるので、方針によっては重宝するかもしれません。
大胸筋のパンプアップを重視したい時などは絡めていくと良いでしょう。
バーベルで行うベンチプレスは、肘が横に張り出すぶんやや自然な動きに欠ける側面があるともいわれています。
肘や肩の痛みが出るようであればただちにトレーニングをストップし、身体のケアを優先するようにしましょう。
何のためにやるのかを見失わないように!
筋トレ・フィットネスはハマりだすととても面白く、ある種の中毒性があります。
しかし、それを追求しすぎて「求めていた場所とは違う場所」に辿り着いてしまっては本末転倒です。
本格的にプロのアスリートやボディビルダーを目指しているわけでなければ、多少のお酒も良いと思いますよ!
精神的なチートデーに近い感覚で受け止めると最も良いかもしれません。
理論上はお酒を飲むとテストステロンの分泌が減るため筋トレには良くない…などという研究結果もあるようですが、普通に生活していれば、友人や家族との食事や飲み会は幸せな人生のワンシーンです。
強く健康な身体を作るのは大切なことですが、人生の楽しみを損なわないようにバランスを取っていきたいところですね。
毎日浴びるようにお酒を飲むのは考えものですが、カロリーになりにくいとされる焼酎やウイスキーを選択して時々飲むようにする…など工夫していけば、多少の飲酒は問題ないと思いますよ!
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