片手プランシェ・プッシュアップ(one hand planche)は、以前に触れたプランシェ・プッシュアップを更に上回る、超人的なバリエーションです。
プランシェ・プッシュアップと比較しても段違いの強度で、これが出来る人を目の前で見たことはまだ一度もありません。
しかしだからこそ浪漫に満ち溢れている部分もあり、ぜひ目指していきたい種目のひとつでもあります。
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パッと読むための目次
片手プランシェ・プッシュアップのやり方&効果|辿り着きたい腕立て伏せの境地!
片手プランシェ・プッシュアップは、以前に触れたプランシェ・プッシュアップを片手で行うため、強靭な腕力と手首の力、ずば抜けたバランス感覚を必要とする大技です。
腕を伸ばした状態で状態を維持するだけでも非常に困難なのにも関わらず、その状態で腕立てを行うので片腕にかかる負荷は相当です。
無理に行うと肘を痛めてしまう可能性があるので、注意して練習しなくてはいけませんね。
片手プランシェ・プッシュアップのやり方
片手プランシェ・プッシュアップのやり方は以下になります。
やり方だけを観察し抜き出すと非常にシンプルですが、
- 片手を床に置く
- 片手を軸にバランスを取る
- その状態で腕立て伏せを行う
- 可能な回数(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
- 終了
自身の体重によって難易度が大きく変わるのが腕立て伏せシリーズの特徴です。
身長が高い方は比例して体重も重くなってっしまうので、片手プランシェ・プッシュアップを行うには身長が低い方のほうが有利かもしれません。
当然個人差はあると思いますが、達成例のサンプルでは高身長の方で片手プランシェ・プッシュアップを達成している方は見つけられませんでした。
片手プランシェ・プッシュアップの特徴
名前 | 片手プランシェ・プッシュアップ |
種目 | コンパウンド(多関節)種目 |
メインターゲット | 大胸筋・上腕三頭筋・三角筋前部 |
サブターゲット | – |
拮抗筋 | – |
フォーム難易度 | ★★★★★ |
片手プランシェ・プッシュアップは、筋トレというよりはもはや「いかに限界に挑戦できるか?」といった要素が強いように思います。
非常に難易度の高い種目なので、強い情熱を持って取り組んでいくことで、長く向き合っていける種目だといえそうです。
片手プランシェ・プッシュアップの無双ポイント
実際にトライしてみるとわかりますが、バランスを取った状態を数秒維持するだけでも至難の技です。
自重トレーニングの中では最強レベルのものになると思うので、片手プランシェ・プッシュアップが出来る方は胸を張って自慢してしまって良いレベルだと思います。
もし自重を極めると決めたなら、最終目的地の候補のひとつとなると思いますよ!
片手プランシェ・プッシュアップは片手で全身の体重を支えることになります。
体重60kgの方であれば60kgの体重が、体重80kgの方であれば80kgの体重がダイレクトに片手に乗ってくることになります。
体重80kgを片手で支えるということは両手で160kgを支えられるということ。
とても負荷が高いので、怪我・故障のないように挑戦していきたいですね!
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片手プランシェ・プッシュアップに期待できる効果
片手プランシェ・プッシュアップに期待できる効果は以下になります。
- 超人的な腕力、バランス感覚、身体能力を手にする
この領域に足を踏み入れる事が出来る方は、逆立ち腕立て伏せを片手で行うことが出来たり、すでに相当な筋力を手にしているレベルだと思います。
片手プランシェ・プッシュアップが出来れば相当に格好良いですが、無理はせずにコツコツと取り組んでいくようにしましょう。
片手プランシェ・プッシュアップと組み合わせたい
この種目に取り組める方は、以下の腕立て伏せの全てを問題なくこなせるレベルにあるはずです。
- 腕立て伏せ系
- 腕立て伏せ
- 片手腕立て伏せ
- ダイヤモンド腕立て伏せ
- ワイドポジション・プッシュアップ
- ダイブボンバー・プッシュアップ
- パイク・プッシュアップ
- 逆立ち腕立て伏せ
- スパイダーマン・プッシュアップ
- プランシェ・プッシュアップ
- 片手プランシェ・プッシュアップ
- インクライン・プッシュアップ
- 片足プッシュアップ
- クラップ・プッシュアップ
- ヒンズー・プッシュアップ
- フロッグ・プッシュアップ
- グラスホッパー・プッシュアップ
- プッシュアップ・ジャンプ
- トルネード・プッシュアップ
- スライド・プッシュアップ
- 回旋式プッシュアップ
人によっては、腕立て伏せのような自重トレーニングに対して極端な批判をする方もいるようですが、自重トレーニングにも良い部分は沢山あります。
良いトレーニング・悪いトレーニングと決めつけて考えるのではなく、そのトレーニングの良い部分を活かし、目的に合わせて採用していきたいですね!
自重筋トレもひとつの形!
筋トレのサイトやYoutubeなどを見ていると、自重トレーニングを貶め、ウェイトトレーニングの優位性を主張しようとするような意見をしばしば見かけますが、実はどちらにも良いところがあります。
偏った意見に惑わされず、公平に良し悪しを判断していける客観性が大切です。
ちなみに以下の筋トレ本はなかなか役に立つので、ジムでのウェイトトレーニング主体の方も読んでみて損はないかもしれません。
器具を使ったトレーニングには狙った部分をピンポイントで鍛える事が出来るメリットがあり、自重で行うトレーニングはより実践的な動作を重視している側面もあります。
方針によってどのようなトレーニングをどのくらい採用していくべきかは変わってくるので、多くの筋トレメニューを知り、必要なものを取捨選択できる知識を身に付けていきたいものですね!
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