全力を出し切って疲労困憊の状態にまで持っていくことをオールアウトといいます。
「これ以上反復できない!」というところまで追い込むことで、筋肉に刺激を与えましょう。
以下、著者の経験に基づいたオールアウトの概念について触れていきます。
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オールアウト(疲労困憊)状態までガッツリ追い込むための方法・意識したいこと、コツなど!
限界まで追い込むことによって、自分の脳と身体に「成長しないと危険だ!」という信号を出すことが、オールアウトの目的だと思います。
ただし実際にトレーニングを行っていると、精神的な難易度が高いかもしれません。
というのも、人間の脳も体も「自分自身に嘘をつく」ように出来ているからです。
以前の記事でも触れましたが、本能が自分の体にストップをかけようとする状態を超えていくのが大切ですね。
自分の脳の限界(精神的限界)突破するためには、やはり継続してオールアウトを目指し、失敗しながらも挑戦を繰り返していく他ありません。
まさに「自分との戦い」ですが、その中でもオールアウトに持ち込みやすいコツもあります。
- 回数を数えないこと
- 筋トレをしていることを忘れるほどの集中力
著者の場合はオールアウトを目指す際に上記の2点を意識しています。
順に解説していきますね。
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回数を数えないことの大切さ!
まず、オールアウトを狙っていく時は、回数を数えないことはとても大切です。
あらかじめ重さを設定する時は、前回のトレーニング時のデータをベースにすることで「ただ淡々と挙げること」に集中することが出来ます。
基本的に人間の筋肉・筋力は簡単には増えたり減ったりしませんから、月初めの1回だけは強度と重量の計測に充て、それ以外のトレーニング日は数を数えずに、決めた重量で限界まで繰り返します。
筋肥大は「8〜12回がギリギリ出来る重さで行うのが最適」といわれているので、月頭は8RMに設定。
もし1ヶ月のうちに脅威の成長を遂げて12RMを超えたとしても、それはそれで筋力は強くなりますから、1ヶ月はその重さに固定し、ただただ限界までやります。
数を数えることは脳にブレーキをかけてしまう強力なストッパーになると感じているので「重さの固定テクニック」はとても有効だと思いますよ!
筋トレをしていることを忘れるほどの集中力!
筋トレを行っている時は、その動作をしていることを忘れるほどの集中力があると、オールアウトまで持っていきやすいです。
「重いな、辛いな、あと少しだな」とかを考え始めると無限に負の感情が湧き上がってきてしまうんですよね。
なのでそうならないように、ひたすら「無の境地」を目指してトレーニングを行っています。
筋肉に効かせるマッスルコントロールは意識しますが、感情はフラットを維持するのがベストだと思うんですよね。
自分の中にある人間的な感情を全てクリアにリセットし、毎回のトレーニングでしっかりとオールアウトまで持っていきたいものです。
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