脚の引き締めと股関節の柔軟性に効果が高いとされる、片脚をかけたハトのポーズ(エーカ・パーダ・カポータ・アーサナ[Eka Pada Kapotasana])。
エーカが1、パーダが足、カポータがハトという意味を持つ言葉です。
難易度は高めですが非常に有名なアーサナで、アンチエイジングなどにも効果があるとされています。
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パッと読むための目次
片脚をかけたハトのポーズのやり方&効果|脚の引き締めと股関節の柔軟性に!
片ひざを開き、逆の足を後ろに伸ばすところからこのアーサナはスタート。
後ろに伸ばす足はまっすぐ真後ろに伸ばすよう意識しましょう。
開いている側の膝は、あぐらのように開くイメージを持つとわかりやすいかもしれません。
次に、後ろに伸ばしている足を曲げ、掴んでいきます。(右脚を伸ばしているなら右手、左脚を伸ばしているなら左手で)
脚を腕にひっかけ、背面で腕を組むようにしましょう。
胸は斜め上に引き上げるイメージを持ち、骨盤を正面へ向けていきます。
難易度・強度は高めのアーサナですが、出来ると気持ちいいですよ!
片脚をかけたハトのポーズのやり方!
片脚をかけたハトのポーズのやり方は以下。
- 片ひざを開き、逆の足を後ろに伸ばす
- 後ろに伸ばしている足を曲げ、同じ側の手で掴む
- 脚を腕にひっかけ、背面で腕を組む
- 胸は斜め上に引き上げるイメージを持ち、骨盤を正面へ向けていく
※反対側も同様に行う
ヨガには色々なアーサナがありますが、その中でもこのポーズは「ヨガといえばこれ!」といった具合に連想する方も少なくないはずです。
かといって最初から無理に取り組む必要はありませんが、肩甲骨周りのストレッチ効果・骨盤&脚周りに与えるアプローチ共にバランスが良いので、可能ならば積極的に採用していきたいアーサナだと思いますよ!
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片脚をかけたハトのポーズの効果!
片脚をかけたハトのポーズとして一般的にいわれるものは以下。
- 脚を引き締める効果
- 肩こりを緩和・解消
- 二の腕をひきしめる
- 股関節の柔軟性を高める
特に一番下の「股関節の柔軟性」に関しては、なかなか捨て置けない効果が感じられると思います。
恥骨や足の付根周辺の血行が良くなることもあり、泌尿器系や生殖器系の働きを整えてくれるとのこと。
また、血行UPに加え甲状腺が刺激されることも相まって、アンチエイジング効果(若返り効果)も期待できます。
男性であれば代謝がアップするため、筋トレなど強度の高い運動が終わった後に行うことによって身体の疲労回復速度を高めることができそうです。
また、リラックス効果もあるため日々の習慣に組み込んでいきたいポーズのひとつですね!
三日月のポーズの特徴
名前 | 片脚をかけたハトのポーズ |
サンスクリット名 | エーカ・パーダ・カポータ・アーサナ |
フォーム難易度 | ★★★★☆ |
ストレッチ効果 | 股関節・脚部 |
内面への効果 | 泌尿器系・生殖器系 |
このアーサナはとても有名な形ですよね!
これが出来るといかにもオシャレな印象があって素敵だと思います。
難易度が高いですが、これぞヨガ!というイメージがあるポーズ!
片脚をかけたハトのポーズの注意点
片足をかけたハトのポーズは、強度・難度が高いアーサナのひとつです。
ヨガと聞くとよく見かけるポーズではあるんですが、それはイコール「誰でも簡単にできる!」ということには繋がりません。
股関節に極端な負担がかかって故障してはいけませんから、無理をしない範囲で行いましょう!
片脚をかけたハトのポーズのこぼれ話
ハトのポーズは人によっては難関になることも多いようです。
見栄えが良いことからヨガ本などの表紙につかわれることが多いものの、体が硬い方にとっては時間がかる…というのが普通のようですよ!
開脚や前屈が出来てもハトのポーズだけ出来ない…というケースも珍しくないみたいなので、焦らず急がず取り組んでいくのが良いでしょうね!
ハトの王様のポーズのやり方&効果!
また、柔軟性に自信があれば、ハトの王様のポーズ(エーカ・パーダ・ラージャ・カポータ・アーサナ[Eka Pada RajaKapotasana])に取り組んでみてもいいでしょう。
こちらのほうがより高い柔軟性を求められるポーズです。
後屈して脚を掴み、額とカカトを接触させるほどに曲げるこのアーサナ。
片足をかけたハトのポーズと同様の効果に加え、背筋を伸ばし身体の前面をストレッチする効果が得られます。
慣れない方が無理をして行なってしまうと、首や腰を痛める原因になってしまうので、段階を踏んでゆっくり自分のペースで行なっていくのがベターでしょう。
このアーサナは苦手なのでまだ熟練までは少し時間がかかりそうですが、日々の習慣の中で積極的に後屈のポーズに取り組んでいくことで、少しづつ身体の動きが良くなってきた気がしています。
特に“身体を後ろに反らす”という点ではラクダのポーズや弓のポーズが取り組みやすいので、これら2点のアーサナに熱心に取り組むのは、ハトの王様のポーズに到達する近道かもしれませんね!
ただ、正直のこのアーサナは「最初は出来なくても仕方ない」といえる範囲のもの。
焦ってもすぐに体が柔らかくなることはなかなか無いですから、ゆっくりコツコツと習慣を積み上げていくように受け止めるのがベストだと思いますよ!
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