全面性の法則を意識して取り組むことの重要性、調和を重視する考え方!

全面性の法則を意識して取り組むことは、強く美しい身体を作っていくにあたって必須の考え方です。

人間の身体の黄金比率を保ち、意識しながら鍛えていくことによって、筋トレ効果は高まってくると思います。

今回は「全面性の法則」について記していきます。

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全面性の法則を意識して取り組むことの重要性、調和を重視する考え方!

全面性の法則は端的にいうと「全身をバランス良く鍛えていこう」という考え方です。

ジムで鍛えるというとベンチプレスなどでひたすら上半身を追い込むというイメージを持つ方も多いようですがこれはアンバランスです。

腕を太くしたいと思ったら体幹や下半身などもバランス良く鍛えていきましょう。

太く巨大な枝を持つ樹木は、それと同じだけ強靭な幹と根を持っているものです。

著者は全面性の原則を辿っていくことで「下半身トレを頑張れる人ほど有利」という考えに辿り着きました。

体中で最も大きな筋肉を持ち、強いパワーを持つ下半身をいかに鍛えていくかによって、上半身のパワー発揮にも大きな影響を及ぼすようになります。

足腰を鍛えるべきというのはそういう意味ですね。

また、空手などの正拳突きでも「腰を入れる」などといいますし、全て関連していると思います。

そして、次に重視すべきなのは体幹の筋肉です。

樹木の幹にあたる筋肉を強靭にすることで、上半身の筋トレの効果を高めていけるように感じますね。

強い下半身&体幹を手に入れることで、上半身トレの安定感が格段に増してくることでしょう。

大胸筋を鍛えるベンチプレスや、脊柱起立筋を鍛えるデッドリフトも、効果を最大化させるために体幹や足腰の力問われる種目です。

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上半身を鍛えるためにも、下半身や体幹をしっかりと鍛える!

上半身のほうが目立つので、そちらばかりを鍛えたい…という方も少なくないようです。

しかし、自然界の法則は、美しいバランスと調和の上になり立っており、一箇所だけを強く逞しくするの事は、全体を強く逞しくするよりも遥かに難易度が高くなるように設定されているようです。

あらゆるものが黄金比率に収束していくといいますが、そういう法則が人体に働いているのかもしれませんね。

だとすれば、その法則を利用しない手はないと思います。


長友佑都体幹トレーニング20

「上半身を集中して鍛えたい」と思っても、なかなか毎日上半身ばかりを鍛え続けるわけにはいきません。

というのも、人間の筋肉は超回復することで大きくなると言われており、そこに充てるための回復時間が必要だからです。

例えば、大胸筋の回復時間に大胸筋トレはを行うことは非効率とするならば、大胸筋の回復期間内に下半身や体幹を鍛えるなどの工夫をしてみてはどうでしょうか。

全身をバランスよく来ていくことで、鋼のような大胸筋や太いパイプのような上腕を作る“土台”を意識していくことは、実はひとつひとつのエクササイズ種目よりも重要な要素だったりするのかもしれませんね!

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