バーティカルトラクション(Vertical Traction)は背中と腕の筋肉強化を安全に行うことが出来るマシンです。
基本的には広背筋を中心に鍛えていくマシンなので、ラットプルダウンと近い部位を鍛えることが出来ますが、大円筋(脇まわり)にまでジワリと効きやすい点が少し違います。
特にラットプルダウンのフォームが難しい…と感じる方にとっては、特に使い勝手の良いマシンだ思うので、必要に応じて活用するといいでしょう。
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パッと読むための目次
バーティカルトラクションのやり方&効果|筋トレ初心者にもオススメ!
バーティカルトラクションは広背筋周りを鍛えるトレーニングマシンです。
広背筋を鍛えるトレーニングとしてはラットプルダウンのほうが主体ですが、慣れるまではフォームが難しいと感じる方が多い様子。
それはラットプルダウンが構造上、上腕二頭筋などに負荷が分散しやすい作りになっているからです。
広背筋をバーティカルトラクションはラットプルダウンよりもフォームがシンプルなメリットがあります。
バーティカルトラクションの使い方

バーティカルトラクションの使い方は以下になります。
- バーティカルトラクションのマシンに座る
- 重さを適正に調整する
- バーを順手で掴む
- 肩甲骨を寄せながら、バーを胸元辺りまで引きつける
- ゆっくりとバーを元の位置へと戻す
- 8〜12回(インターバル1分程度)を3セット繰り返す
初心者にとってラットプルダウンは背中に効かせるのがなかなか難しく、腕で引いてしまいがちになります。
対してバーティカルトラクションはより簡単に背面の筋肉に効かせやすい面があります。
ラットプルダウンから逃げないことも大切ですが、広背筋に効かせる感覚がつかめていないうちは、バーティカルトラクションを優先するのもとてもに有力な選択肢です。
バーティカルトラクションの特徴
名前 | バーティカルトラクション |
種目 | コンパウンド(多関節)種目 |
メインターゲット | 広背筋・大円筋 |
サブターゲット | – |
拮抗筋 | – |
フォーム難易度 | ★★☆☆☆ |
バーティカルトラクションは逆三角形の背中を作る広背筋や大円筋を鍛える効果があります。
また女性ならば背中の脂肪をスッキリとさせたり、ワキ周りを引き締めることでボディラインをスッキリとさせる効果が期待できます。
バーティカルトラクションの無双ポイント
男女関わらず非常に手軽に行える上、運動経験がなくとも取り組めるメリットがります。
ラットプルダウンのほうが色々なジムに置いてありますが、初心者だとつい腕で引いてしまいたくなってしまうもの。
反面、バーティカルトラクションは背面に聞かせやすいメリットがあるため、女性や初心者でも安心して使えます。
背中の筋肉を使う感覚に慣れるまでは特にバーティカルトラクションを採用し、徐々にラットプルダウンに移行していくのが長い目で見るとベターだと思います。
また、ピンの抜き差しで重さが変えられるウエイトスタック式のマシンなのでディセンディングセット法(ドロップセット法)などと相性が良く、広背筋トレーニングの仕上げに良いと思います。
広背筋はものを引く時の動作に影響を与える部位です。
柔道やレスリングで引く動作、ボートのオール漕ぎやクロール、綱引きの力などにも影響します。
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バーティカルトラクションに期待できる効果
バーティカルトラクションに期待できる効果は以下になります。
- 広背筋を鍛え、逆三角形の背中を作る
- 背中を引き締め後ろから見たボディラインをスッキリさせる
- 腕を引く動作を使うスポーツの競技力向上
鍛え上げられた背筋は、外見の印象を大きく変える大切な要素です。
男性ならばパワフルで力強い背中を、女性ならば引き締まった背中を手に入れることに貢献してくれるでしょう。
バーティカルトラクションと組み合わせたい
背面の脂肪は夏場になると意外に目立ちます。
ボディラインはTシャツ越しにある程度わかってしまうので、一年を通してある程度鍛えておきたいところです。
女性ならば下着周りなどの脂肪をスッキリさせる効果も期待できると思いますよ!
バーティカルトラクションのメリットまとめ
フォームの安定しやすいバーティカルトラクションは、ラットプルダウンのフォームが難しいと感じた時大きなバックアップになるはずです。
- 集中力を全て筋肉に割り振れる
- 背中の筋肉を動かすという感覚を理解できる
ひとつひとつの動作を丁寧に、しっかりと効かせる意識を持つよう丁寧に筋肉を収縮させていきましょう。
バーティカルトラクションはフォームが安定しやすいぶん、多くの集中力を筋肉の収縮に集中できるのが大きなメリットです。
ラットプルダウンに慣れないうちはバーティカルトラクションを利用して、背中の筋肉を使う感覚を身に着けましょう。
POWERLINE パワーライン ラットマシン CPL-106
反面、ラットプルダウンはバーティカルトラクションと比較してフォームにややクセがあるものの、より多くのジムに置いてある器具です。
バーティカルトラクションにある程度慣れてきたらこちらのほうが汎用性が高いので、両方出来るように練習していきましょう!
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