そのトレーニングの中で最も大きな力を必要とする角度をスティッキングポイントといいます。
ダンベルカールであれば腕を降ろした状態から、丁度肘が90度に差し掛かる少し手前くらいですね。
著者はこの部分を丁寧に扱うことで筋トレ効果を高める工夫をしています。
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スティッキングポイントを丁寧に扱うことで筋トレ効果を高める工夫をしよう!
最も大きな負荷がかかるスティッキングポイントをどのように扱うかによって筋トレの効果は変わってきます。
丁寧にスティッキングポイント抜けるストリクトなやり方も良いですし、時にはチーティングを使って勢いを出し、一気にぬけるほうが良いケースもあります。
この辺りの判断は本当に個人差、個々のトレーニーの経験からくる筋トレ哲学に依る部分が多いですね。
ただしひとつだけ言えることは「毎回スティッキングポイントをチーティングで越えるだけ」はのトレーニングは、ストリクトなフォームを絡めて取り組んでいくよりも効果が低いであろうということです。
筋肉に充分な負荷をかけることで成長を促すのが目的なら、最初の数セットは出来る限りストリクトに取り組みたいですね。
毎回チーティングを行ってしまうとそれこそ「挙上することが目的で、筋力UP・筋肥大は二の次」みたいな感じになってしまいそうです。
それで効果を出せるケースもあるとは思いますが、著者としてはオススメ出来ないやり方かもしれません。
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「静けさを制する」イメージを持って、高い集中力を獲得する!
どのトレーニングにしてもそうなんですが、著者としては「静けさを制すること」を大切にしています。
筋トレを行うにしても派手にガツガツ取り組むのではなく、落ち着いてゆっくりと噛みしめるように取り組みたいタイプです。
もしかしたら派手にガツガツ系のほうがテストステロンが多く放出されて筋肥大を促すのかもしれませんが、ゆっくりと静かに行ったほうが集中力などの精神面も望む方向へ鍛えられる気がして良いんですよね。
何より「1回の挙上を大切にする」事が出来るのが気持ち良いんですよね。
そんな著者がチーティングを使って行う筋トレといえば、丸く大きな三角筋を作るためのエクササイズ、サイドレイズくらいでしょうか。
サイドレイズを行う際は、最初の数セットはストリクトに行って、後の数セットはチーティングを使って一気にスティッキングポイントを駆け抜けて、出来る限り限界突破出来るように工夫します。
人によっては「チーティングは良くない」と頭ごなしに言われてしまうこともあるようですが、使い方次第では筋トレ効率がアップすると思いますよ!
スティッキングポイントの概念を理解してうまくコントロールし、出来る限り最大の効果が得られるように取り組んでいきたいですね!
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