主動筋と協働筋を意識してトレーニングに励んでいこう!

主動筋とは、その運動を行う際にメインに働く筋肉のことです。

協働筋とは、その運動を行う際にメインの筋肉を補助するように働く筋肉のことです。

この2つの筋肉をしっかり意識しつつ筋トレメニューを組んでいくことはとても大切なので、この機会に覚えておきましょう!

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主動筋と協働筋を意識してトレーニングに励んでいこう!

例を挙げて説明します。

胸の筋肉である大胸筋を鍛える際の有名なトレーニング種目に、ベンチプレスがありますね。

上半身の力を使ってバーベルを持ち上げるわけですが、この動作を行う時、人体の構造は胸の筋肉だけではなく腕の筋肉(上腕三頭筋)も使うようになっています。

このケースでは大胸筋が主動筋で、上腕三頭筋(二の腕)が協働筋になります。

このことで絶対に覚えておかないといけないことは「上腕三頭筋が疲れ果てていたら、いくら大胸筋が元気いっぱいでも、バーベルを持ち上げることは出来ない」ということです。

すなわち、ベンチプレスを行う前に上腕三頭筋を追い込まないほうが良い、ということです。

これは他の部位のトレーニングにも当てはまることなので、なるべく大きな筋肉から順に鍛えていくように筋トレメニューの順番を決めるのが基本となります。

順番を間違えてしまうとせっかくのトレーニングで不完全燃焼になってしまうかもしれないので、ここは抑えておきたいポイントですね!

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筋トレ初期はコンパウンド種目だけでもOK!

これは著者の主観も入っていますが、筋トレ初期の段階ではコンパウンド種目だけで充分に効果を得られると思います。

自重トレーニング中心であれば腕立て伏せスクワット腹筋懸垂の4点を中心に鍛えていくと良いと思います。

対してウェイトトレーニング中心であればベンチプレススクワットデッドリフト懸垂の4点を中心に据えると良いでしょう。

どれも復数の筋肉を使う種目なので、その中で最も大きな筋肉に意識を集中して取り組んでいくと良いと思います。


ファイティングロード (FIGHTINGROAD) ハードベンチ

これらのトレーニングを継続していけば協働筋も動員されているため、上腕二頭筋や上腕三頭筋、ローテーターカフなども鍛えていくことが出来ます。

筋トレの初期段階ではこれらのトレーニングに絞ってフォームを固めていき、慣れてきたら足りない部分を補強していく…というスタイルが最も効率が良いような気がしますね。

著者は最初からあれもこれも…と取り組みすぎたせいで、今では少し遠回りしたような気がしています。

ただ、色々なトレーニングを調べて実践していくのも楽しいものなので、どちらも一長一短ですね!

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