筋肉に負荷を与える順番を工夫することで、狙った部位により負荷をかけていいこうという考えの元取り組まれる事前疲労法。
この方法に関しては、著者としてはやや懐疑的な部分があります。
あくまで著者に合わないだけなのかもしれませんが、その考えを以下に記していきます。
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事前疲労法のメリットとデメリット、やり方次第ではマイナス効果も?
事前疲労法とは、特定の部位だけをあらかじめ疲弊させておくことで、本番トレーニングでその部位の筋トレ効率を高めていこう…という考え方です。
例えばベンチプレスを行う前にダンベルフライなどをするなどして、大胸筋を予め疲れさせておき、本番での効果を引き出そうという考え方ですね。
合う人もいるのかもしれませんが、著者としてはこれでバチッと満足感のあるトレーニングになった経験がありません。
やり方が悪いだけなのかもしれませんが、どうしてもこの方法を使ってトレーニングすると、協働筋にも負荷が入ってしまい、本番セットで協働筋が先に死んでしまうことが多かったです。
1回や数回であれば継続できるんですが、さすがに5〜6回も満足のいく追い込み方が出来ないとストレスになります。
個人的には、ダイレクトに狙った部位を鍛えに行くほうが良かった気がしますね。
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成果が出ているなら続けるべき!
そうはいっても、まだまだスポーツの分野の科学は発展途上なんだそう。
具体的な理論がわかっていない部分も多く「理由はわからないけど、こうやると上手くいく」といった経験則的なやり方もまだまだ通用します。
よって、事前疲労法をやってみて効果が得られた方は、その方法を継続してみるのが良いでしょうね。
どちらにしてもその方法が自分に合っているかどうかをしっかり検証していくことが大切です。
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自分の身体をしっかりと観察し、色々なトレーニングに挑戦してその記録を残していけば、あとになって振り返った時に「自分にとって高い効果が出やすいトレーニングの傾向」なども見えてきます。
ただ漫然とトレーニングをするだけではなく、面倒くさいかもしれませんがしっかりとメモを取っていくこと。
どのみちセット間のインターバルではやることも少ないので、そういうスキマ時間をうまく使って試行錯誤していくのが良いでしょう。
しっかり考えて取り組んでいくのと、なにも考えずに取り組んでいくのでは、1年後の経過がまるっきり変わってくると思いますよ!
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