オリンピック競技として正式に定められれているクイックリフト。
短時間内に爆発的なパワーを出す瞬発力を高める効果があるとされます。
スポーツジムなどでこのトレーニングをしている方を見かける方は少ないですが、派手な持ち上げっぷりは格好良いので、知識として知っておきたい種目かもしれません。
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クイックリフトの種目について、ウェイトリフティング競技の正式種目!
クイックリフトとは「全力スピードでバーベルを持ち上げる種目」とされており、クリーン&ジャークやスナッチなどがこれに含まれます(後述)。
ジムなどで鍛えているトレーニーは基本的に筋肥大を目指している方が多いイメージなんですが、クイックリフトは筋肥大を狙う筋トレ種目とはまた少し違った筋肉の使い方をするようです。
クイックリフト系はやったことはあるものの、そこまで本格的に取り組んだ経験がないので説明が難しいですが、瞬発力を高めたい方には向いているトレーニングとなるかもしれません。
筋肥大を目指したトレーニングが「ギリギリ8〜12回上がる重さで限界まで反復する」のを良しとする反面、クイックリフトはより瞬発力を求められる練習法が選ばれるようです。
著者はあまり極端な「高重量・低回数」のトレーニングは行いませんが、筋肥大を目指す場合ははウェイトリフティング的なアプローチから取り組むのも良いとされます。
もし環境が許すのならば、筋トレメニューに組み込んでみるのも新鮮かもしれませんね。
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代表的な2つのクイックリフト競技
以下、代表的な2つのクイックリフト競技に触れていきます。
以下はクリーン&ジャークです。
一度胸に構えたバーベルを、反動を使って頭上に持ち上げるのが特徴ですね。
以下はスナッチです。
クリーン&ジャークとは違い、まずは床から頭上へと持ち上げてその後に足を伸ばして立ち上がる感じです。
それにしてもこの女性、とても美しい人ですね…!
重量挙げの選手は、スポーツ選手の中でも、特にジャンプ力やダッシュ力に優れているのだそう。
それもこれも、瞬発的にバーベルを持ち上げる動作が、下半身に爆発的なパワーと瞬発力を与えてくれるのかもしれませんね。
なんとなくですが、ジャンプ力を問われるバスケットボールやバレーボールの選手と相性が良さそうなトレーニングのように思います。
ちなみに、素早く持ち上げる動作をクイックリフト、ゆっくり持ち上げる動作をスローリフトと区分けされているとのことなので、実は日頃行っているベンチプレスやバーベルスクワットも、素早く行えばクイックリフトに分類されるようです。
時には速度を変えて瞬発力に挑戦してみるのもまた、チャレンジの一環として面白いかもしれませんね!
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