コンティニュアス・テンション法についての考察、軽めの重量でもしっかり効かせる!

かつてのボディビルダーが残した「70ポンドのバーベルでも、それが150ポンドであるかのように扱う」という名言。

今回はコンティニュアス・テンション法についての内容を記していきます。

挙上スピードをコントロールし、集中力を高めることによって高い効果を得ることができる…というものだそうです。

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コンティニュアス・テンション法についての考察、軽めの重量でもしっかり効かせる!

軽い重量でも、それが重い重量であるかのように扱うのがこの方法の考え方です。

自重トレーニングである腕立て伏せも、ゆっくりとしたスピードで行えば筋肥大効果があるのですが、それも広い意味ではコンティニュアス・テンション法に分類されるかもしれません。

現代ではジムなどにいけば自由な重さでトレーニングできるので、この考え方はあまり使う機会がないかもしれませんが、根幹となる発想からは、筋トレに対する愛情を感じますね!

コンティニュアス・テンション法についてよく語られるやり方は以下のようなものです。

  • 加速をつけずにゆっくりとした一定のスピードで行うこと
  • 筋肉のテンションを持続することによって血流を制限するイメージを持って取り組むこと

熟練したトレーニーであれば、徐々に体力が落ちてきても技術によってよく効かせる事が出来るといいます。

逆に若いトレーニーは、熟練トレーニーに比べ技術が乏しいぶんを重量で補う…というのが現代で主流の考え方です。

重たい重量にチャレンジできるうちは出来る限りそれをエンジョイし、年齢や体力の変化とともにトレーニングの方法を変化させていくと良いでしょうね。

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筋力トレーニングに愛情を注ごう!

「筋トレに愛情を注ぐ」という考え方はとても大切です。

筋トレをしている者であれば「明日起きたら理想のボディになってたらいいのに」と考えてしまいがちです。

プロセスを経ずに結果が得られたら…と考えてしまうのは人間の悪い傾向かもしれませんね。

しかし、筋トレは一日にしてならず。

今すぐ理想の身体になりたい!とはやる気持ちも理解できますが、今この瞬間の1セットに愛情を注いでいくことによって「夢・目標への途中」を楽しむことが出来ます。

一歩づつステップアップするプロセスを楽しめるようになると良いですね!


5つのコツでカラダが変わる! 筋力トレーニング・メソッド (カラダをつくる本シリーズ)

筋トレについての考え方は、私達にあらゆる物事についての人生観を教えてくれます。

焦らず、急がず、今を一生懸命に。謙虚にコツコツ、一歩一歩と。

筋トレに真剣に愛情を注ぐことで、それを通して自分自身が見えてくるのも面白いところです。

少し脱線しましたが、良い筋トレライフを送るためにも、目の前のワンセットを大切にしたいですね!

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