英雄のポーズ1のやり方&効果|股関節の柔軟性を高めつつ、全身のエネルギー向上に!

インド神話の三大神の中でも、破壊と再生を司る神・シヴァの化身とされるヴィーラバドラ。

象徴する英雄のポーズ1(ヴィーラバドラ・アーサナ[Virabhadrasana1])はヨーガとしての性能も高く、気を充実させたい時に良いと思います。

デスクワークが多い方にとっては特に、肩周りが楽になりも集中力が高まる効果が期待できるのでオススメのアーサナです。

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英雄のポーズ1のやり方&効果|股関節の柔軟性を高めつつ、全身のエネルギー向上に!

英雄のポーズ1は非常にシンプルなアーサナでありつつも、全身にアプローチしてエネルギーを高めてくれるアーサナとして有名。

山のポーズの状態から左脚を「大きく後ろに引く」ところからスタートします。

左脚を後ろに引いたら、今度は右膝を曲げて重心を前へと移し、両手を上げて合掌しましょう。

この時に肩甲骨を意識することで、肩周りが随分とリラックスできます。

肩こりに悩んでいる方にもオススメのアーサナですよ!

英雄のポーズ1のやり方

英雄のポーズ1のやり方は以下になります。

  1. 山のポーズで立つ
  2. 左足を大きく引く
  3. 右ひざを曲げ、重心を前に移動させる
  4. 両手を上に上げ、合掌する

肩甲骨を下げることで肩周りのリラックスを体感出来、後ろに引いているほうの足のカカトを床につけることで、アキレス腱周辺のストレッチを感じることが出来ます。

見た目以上に強度が高いアーサナなので、やってみると思ったより大変で驚くかも知れません。

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英雄のポーズ1の効果

英雄のポーズ1の効果で一般的にいわれているのは以下。

  • 股関節の柔軟性を高める
  • 背筋の強化
  • 気持ちを前向きにする
  • 身体のエネルギーを高めていく

実際に行なってみるとわかるのですが、想像以上に股関節&背筋に対するアプローチ力が強いと思います。

また、合掌が含まれているアーサナだからか、精神統一の効果かなり高い部類に入るんじゃないでしょうか。

片手間でストレッチとして行うのではなく、10分だけでも時間をちゃんと時間を取って継続すると、ジワジワ&確実に効いてくると思いますよ!

リラックスBGMも組み合わせるのを忘れずに!


ヨガ音楽 ベスト

英雄のポーズ1

名前 英雄のポーズ1
サンスクリット名 ヴィーラバドラ・アーサナ1
フォーム難易度 ★★☆☆☆
ストレッチ効果 股関節の柔軟性
内面への効果 背筋強化、気持ちを前向きに

全身のリラックス状態に移し、体のエネルギーを高めるのに良いとされているアーサナです。

多くの人に愛されている有名なポーズのひとつ。

このアーサナのポイント
腕を高く上げるので背筋を強化するのと同時に、肩コリなどにも期待ができそう。
ヴィーラバドラ・アーサナはとても気持ちいいのでオススメですよ!

ハイランジのポーズ(ウッティータ・アシュワ・サンチャラナアーサナ)

また、英雄のポーズ1の簡易版として、ハイランジ(ウッティータ・アシュワ・サンチャラナアーサナ)というポーズもあります。

以下の解説動画ではダウンドッグのポーズから移行していますが、私が先生に教えてもらったときは山のポーズからの移行でした。

英雄のポーズ1(と比較してかかとを床につかくていい(指先だけつける)ぶん、やや楽にバランスが保てるのがメリットですね。

かかとまでつけるか、つまさきだけでやるかによって随分と難易度が変わることを確認できると思います。

当然ながら、出来ることなら英雄のポーズ1が出来るように練習していきたいものですね!

破壊と再生の神様、シヴァについて

英雄のポーズ1が象徴する神様、シヴァ。

世界の創造、維持、再生を司る最高神として位置づけられている神様です。

シヴァはヒンドゥー教やインド哲学において「形の無い・無限の・超越的な・不変絶対のブラフマン(宇宙の根本原理)」として崇められているとのこと。

ヒンドゥー教におけるシヴァ派によって強く崇拝の対象にされている神様で、ヨーガ、瞑想、芸術の守護神でもあるとされています。

また「破壊の神」というとネガティブで怖い印象が強いんですが、シヴァ派にとっては創造神・維持神・破壊神・啓示を与える者…といった意味も持ちわせる様子。

必ずしも恐怖の象徴…というだけでは語りきれない、多くの側面を併せ持った存在のようですね!

ヒンドゥー教の神話について掘下げていくと、シヴァ派・ヴィシュヌ派・シャクティ派・スマールタ派…とキリがありませんが、時にはそういった神秘的で奥深い、東洋の魔力のようなものを感じつつヨーガに取り組むのもまた、贅沢で充実した時間なのかもしれません。

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