亀のポーズのやり方&効果|股関節・もも裏・腰・背中の柔軟に!

前屈のポーズに分類される亀のポーズ(クールマ・アーサナ[Kurmasana])。

股関節・もも裏・腰・背中の柔軟に効果が高いとされているポーズです。

体が柔軟でないと思うように曲げられないので少し悔しい気もしますが、最初は軽い気持ちでやってみると良いと思いますよ!

誰と競うわけでもなく、心を落ち着かせるのもヨガの目的なので、淡々と継続することが大切です。

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亀のポーズのやり方&効果|股関節・もも裏・腰・背中の柔軟に!

亀のポーズを最初に見ると、普通に考えて「無理でしょ!」と思うようなポーズかもしれません。

基本的には前屈の発展系…といった感じなのですが、焦らず急がずゆっくりとやっていくのが良いでしょう。

私も最初は全然ダメでしたけど、継続していくと段々とそれっぽくなって来ましたよ!

亀のポーズのやり方

亀のポーズのやり方は以下のようになります。

  1. 両脚をそろえて座る
  2. 膝を少し曲げ、両脚を60度ぐらいに開く
  3. 右腕・左腕を膝の下から差し込む
  4. 全身を前に倒しながら膝を伸ばしていく

全身の力をしっかりと抜いて柔軟を行えるようにはもう少し時間が掛かりそうですが、亀のポーズは前屈において非常に高い効果を発揮すると思います。

出来る限りこの形に近づけるように行うだけでだいぶ体が柔らかくなりましたし、実際のところ「前屈系」においてかなりお世話になっているポーズです。

ちなみに前屈で思うように前に倒れられないのは“ハムストリング(太もも裏)”の筋肉が固いから。

この亀のポーズは、そんな太もも裏のストレッチにも効果が高いアーサナなので、前屈が苦手な方ほど取り入れてみると良いかもしれませんね!

また、これはあくまで体感なのですが、前屈を行なった際に“肩甲骨(肩の骨)まわり”が毎回よくストレッチされている感覚があります。

肩こりとかにも効きそうな感じがしてとても良いと思いますよ!

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亀のポーズの効果

亀のポーズの効果として一般的なものは以下。

高い柔軟効果を持つ反面、比較的難易度の高いアーサナとして知られています。

焦らず急がず淡々と&毎日コツコツ確実に取り組んでいくのが大切です、。

  • 股関節の柔軟
  • ハムストリング(もも裏)の柔軟
  • 腰・背中のストレッチ
  • 心を落ち着かせる

これらの要素に加え、個人的には「肩甲骨周りがグッと伸びる効果」があると思います。

これを行ない初めてから明らかに肩コリも軽くなってきたような気がしますし、デスクワークが多い方にとっては有効かもしれません。

このポーズが出来るようになれば、股関節・もも裏・腰・背中+肩甲骨周りが柔らかくなり、これらの部位に痛みやダルさなどの悩みを抱えている方にとって、症状が大きく改善されることが期待出来ます。

高い柔軟性を求められるポーズですが、コツコツと取り組むだけでも効果を感じられるポーズのひとつです。

アーサナの習熟を目指し、日々取り組んでいきましょう!

亀のポーズの特徴

名前 亀のポーズ
サンスクリット名 クールマ・アーサナ
フォーム難易度 ★★★★☆
ストレッチ効果 腰・背中・もも裏・股関節
内面への効果 気持ちを落ち着かせる

座位・前屈のポーズとして有名な亀のポーズは、下半身の柔軟性を高めつつ上半身のコリをほぐし、さらにはリラックス効果もあるとされる万能のアーサナです。

何度は高いものの得られる効果も高いので、是非マスターしたいポーズのひとつですね!

このアーサナのポイント
床にへばりつくほどまでベッタリ前屈出来なくとも、肩周り&もも裏への柔軟効果は体感できます。
熱心に取り組めば少しづつ体はが柔らかくなってきますから、根気強く取り組みたいですね!

亀のポーズの注意点

難易度としては非常に高い部類に入りますので、その前提をしっかり持って取り組んでいきましょう。

難易度が高いから頑張る、難易度が高いから強引にやる…といってことではなく、難易度が高いからこそ淡々とゆっくり時間をかけて仕上げていく。

ここにも「急がば回れ」の精神が役に立ってくる感じですね!

亀のポーズのこぼれ話

奇遇にもこのアーサナは亀のポーズ。

ウサギのカメのカメのように、自分のペースを崩さずにコツコツと続けるのがこのアーサナを身に着けていくひとつのポイントになります。

ヨーガには本当に多くのポーズ(アーサナ)が存在する上、食べ物や哲学までも内包するひとつの学問のようなもの。

ただし、アーサナの数に対して「人間の筋肉・関節の数」は限られていることを覚えておきましょう!

あるひとつのアーサナをしっかりと身につけることによって「他のアーサナまで出来るようになった!」みたいなケースも少なくないものです。

まずは自身の気に入ったポーズで続けられそうなものから、順に習熟を目指していくのも良いでしょうね!

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