ジャンピング・ピストルスクワットのやり方&効果|最高難度のスクワットのひとつ!

ジャンピング・ピストルスクワット(Jumping pistol squats)は、下半身の筋トレ種目の中でもかなりの強度を持つトレーニングです。

その名の通りピストルスクワットジャンピングスクワットを組み合わせたものですが、片足で行うだけあってかなりの筋力とバランス感覚を必要とします。

ピストルスクワットに慣れてきたら、ひとつのバリエーションに加えてみたいですね!

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ジャンピング・ピストルスクワットのやり方&効果|最高難度のスクワットのひとつ!

ジャンピング・ピストルスクワットは自重トレーニングになるため、特別な器具がなくても使用できるメリットがあります。

通常のピストルスクワットの後にジャンプを加えるため、カーフ(ふくらはぎ)にも負荷がかかる点で、良い種目だといえるでしょう。

ただ、ピストルスクワットに慣れててからでないとバランス感覚が難しいので、順序立てて取り組んでいくようにしましょう。

ジャンピング・ピストルスクワットのやり方

ジャンピング・ピストルスクワットのやり方は以下になります。

  1. 両足を軽く開いて立つ
  2. 片足を前へ上げ、両手を前に伸ばしてバランスを維持する
  3. 腰を後ろに突き出しつつ、重心を下ろしていく
  4. お尻を下げきったらゆっくりと元の位置へと戻す
  5. 元の位置へ戻ったら片足のままジャンプする
  6. 8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
  7. 終了

通常のピストルスクワットでも充分に強度の高い種目です。

もしあなたの体重が70kgであれば、片足で行うスクワットは「70kgのバーベルを背負って行うスクワット」に匹敵します。

これにジャンプが加わってくるのならば、負荷が強烈なのは当然の話ですね!

ジャンピング・ピストルスクワットに挑戦するレベルの方であればもちろん熟知しているとは思いますが、無理をすると怪我・故障の原因になるので気をつけましょう。

ジャンピング・ピストルスクワットの特徴

名前 ジャンピング・ピストルスクワット
種目 コンパウンド(多関節)種目
メインターゲット 大腿四頭筋・大臀筋
サブターゲット ハムストリング・ヒラメ筋・腓腹筋など
拮抗筋
フォーム難易度 ★★★★★

また、ジャンピング・ピストルスクワットと組み合わせるには、ボックスジャンプと呼ばれるトレーニングも効果的だと思います。

ジャンプした後にそのまま床に着地するのではなく、箱や台の上に着地することでより爆発的パワーを必要とするため、人によってはこの方法も良いトレーニングになるはずです。

ジャンピング・ピストルスクワットの無双ポイント

ジャンピング・ピストルスクワットに挑戦する段階に突入している方は、一般人と比較してすでに相当に強靭な足腰を手に入れていると思います。

なので個人的にはこれ以上を求める“必要性”はないと思うのですが、ここまで来た方であればもっと追求したい気持ちや向上心に満ちあふれているのではないでしょうか。

ピストルスクワットはケトルベルやダンベルを胸のあたりにかかえてウェイトを足すことも出来る種目なので、目指したい方向性によって選択していきたいところですね!

実際にピストルスクワットを行なって膝を怪我したことはないのですが、軽い違和感を感じる状態になってしまったことはあります。

幸いその時は早い段階で気付けたのでよかったですが、筋肉が重さに対応しきれてない時点で無理をすると、いかに自重とはいえ怪我の元になってしまうので気をつけましょう!

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ジャンピング・ピストルスクワットに期待できる効果

ピストルスクワットは太もも前部、大殿筋が鍛えられる種目です。

また、腹筋に力を入れることによって、体幹を固めて鍛える効果も得られる点で優秀です

バランス感覚を養うのにも適しているので、スポーツを行っている方にもオススメですね!

  • 太ももの筋肉である大腿四頭筋を鍛えることで基礎代謝が上がり、ダイエットに効果的
  • お尻の筋肉である大殿筋を鍛え、立体感のあるヒップラインを作る
  • バランスを取る必要があるため、体幹を固め強化する事が出来る

ピストルスクワットは何も持たずに行なってもかなり高負荷なトレーニングですが、ケトルベルやダンベルを持って行うことで重さを追加することが出来ます。

難易度や負荷の高いトレーニングが出来るようになることは、自分に自信を持つことにも繋がります。

そういった意味でもピストルスクワットはオススメのトレーニングのひとつですよ!

ピストルスクワットと組み合わせたい

ピストルスクワットは、以下のような種目を組合せ強く追い込んでいくスタイルも良いと思います。

上記のやり方では「8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット」と記していますが、下半身の筋肉は太く体積も多いため、可能ならば6〜9セット(あるいはそれ以上)行なっても良いと思います。

また、下半身の筋トレということで、以下のような種目とも相性は良さそうです。

毎日のように読んでる愛読書!

NSCAのストレングストレーニング&コンディショニングは、毎日のように読んでいる愛読書です。

分厚く大きい資料のような本なので少し読みにくいですが、筋トレ・スポーツ・フィットネスにまつわる多くの知識が記されているので、少しでも深く理解しようと読み込むことで、色々と見えてくるものが変わってくる良書だと思います。


ストレングストレーニング&コンディショニング―NSCA決定版

成分などの専門的な知識はそこまで詳しくなかったのですが、この本を読み込むことによってだいぶ詳しくなったような気がするかもしれません。

ただし、この1冊は一般向けにわかりやすくまとめたような本ではなく、読み込むのに時間や根気が必要なため、パラパラっと読めるような本ではないのが欠点だとは思います。

人によって評価は分かれるかもしれませんが、もし興味があれば手に取ってみても良いかもしれませんね!

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