インクライン・ダンベル・ベンチプレスのやり方&効果|可動域が広く大胸筋上部を整える!

インクライン・ダンベル・ベンチプレス(Incline Dumbbell Press)は、ダンベル・ベンチプレスのバリエーションのひとつで、傾斜したベンチで行う筋トレ種目です。

大胸筋の上部を中心に鍛えることが出来る種目なので、うまく採用していきたいですね!

胸筋がある程度発達してきたら、見栄えを整えるためにインクライン・ダンベル・ベンチプレスを採用してみるのも良いかもしれません。

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インクライン・ダンベル・ベンチプレスのやり方&効果|可動域が広く大胸筋上部を整える!

今回はベンチを使って行うインクライン・ダンベル・ベンチプレスのやり方を追っていきます。

フラットベンチで行うダンベルプレスと比較して、大胸筋の上部を重点的に鍛えることが出来るのがメリットのひとつです。

最初の数回は「ダンベルを胸のあたりにセットするまで」が慣れないと思いますが、何度か行って身につけていきましょう。

インクライン・ダンベル・ベンチプレスのやり方

インクライン・ダンベル・ベンチプレスのやり方は以下になります。

  1. 15〜30度くらいに傾けたベンチに座る
  2. 息を吐きながら、両腕を完全に伸ばしきるところまでダンベルを上げていく
  3. 息を吸いながら、ゆっくりとダンベルを下ろしていく
  4. 8〜12回(インターバル1分間)を3セット行う
  5. 終了

ダンベルを胸あたりに持ってくる際に活用する「オン・ザ・ニー・テクニック」は、ダンベルプレスのページで解説してあるので参考にしてください。

ちなみにバーベル・ベンチプレスよりはダンベル・ベンチプレスのほうが可動域が広く、腕が自然に動かせる点で、関節などにかかる負担が軽いと見る向きもあるようです。

インクライン・ダンベル・ベンチプレスの特徴

名前 インクライン・ダンベル・ベンチプレス
種目 コンパウンド(多関節)種目
メインターゲット 大胸筋上部
サブターゲット 三角筋前部・上腕三頭筋
拮抗筋
フォーム難易度 ★★★☆☆

インクライン・ダンベル・ベンチプレスはバーベル・ベンチプレスと比較して重量は扱えませんが、筋肉の収縮をしっかりと意識して行えば、よい刺激を与えることが出来ます。

バーベルコーナーが埋まっている時などは特に使い勝手が良いので、ぜひ試してみてほしい種目のひとつです。

インクライン・ダンベル・ベンチプレスの無双ポイント

インクライン・ダンベル・ベンチプレスを行うことによって、大胸筋上部を重点的に鍛えることが出来ます。

人によっては負荷の大きいバーベル・ベンチプレスで大きくした筋肉の形を、インクラインまたはデクラインプレスで整える…という考え方で取り組んでいる方も少ないようです。

比較的自然な動きで出来ることから、関節に負担が少ないのも高く評価できるポイントだと思います。

重量はバーベルほど扱えませんがそれなりに高負荷で行えるため、時折意識的に織り交ぜるのも効果的かもしれませんね!

ダンベル・プレスは海外の動画などを見ていても、よく取り入れられている優秀な種目です。

ダンベルだからダメとかバーベルだから良いという考え方ではなく、ダンベルならではの良さ・バーベルならではの良さを探し出すのもまた、筋トレのひとつの楽しみになると思いますよ!

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インクライン・ダンベル・ベンチプレスに期待できる効果

インクライン・ダンベル・ベンチプレスはとても優秀な種目のひとつです。

大胸筋を中心にアプローチできるため、男性は分厚い胸板を、女性は胸の形をキープする効果やバストアップに期待が持てるとされています。

筋トレ1年目〜2年目くらいの男性であれば、みるみるうちに大胸筋が分厚く・格好良くなっていくことも珍しい話ではないので、やりがい&達成感を感じやすい種目だと思います。

  • ぶ厚く逞しい胸板を作るのに大きな効果
  • 大胸筋・三角筋(前部)、上腕三頭筋を同時に鍛えられる
  • 重たい重量を扱うため、体幹にもアプローチできる
  • 女性ならばバストアップ効果も期待できる

ダンベル・ベンチプレスはバーベル・ベンチプレスと比較して片手づつにウェイトを持つため、最初のうちは安定感の面で不安に感じる方もいるかもしれません。

そういう場合は軽めのウェイトでフォームを体に覚えさせてから取り組むことで、不要な事故・怪我を回避しやすくすることが出来ます。

インクライン・ダンベル・ベンチプレスと組み合わせたい

インクライン・ダンベル・ベンチプレスは、以下のような種目を組合せ強く追い込んでいくスタイルも良いと思います。

特に大胸筋の外側を鍛えるといわれるアイソレーション種目のひとつ、ダンベルフライとはよく組み合わせており、高い効果を実感しています。

また以下、大胸筋を鍛える種目との相性はどれも良いと思います。

ちなみにバタフライは最後の追い込みに使えるので、方針によっては重宝するかもしれません。

胸の筋肉を鍛える際は、胸より先に腕が限界を迎えないように意識し取り組んでいきましょう。

バーベルを上げることではなく、胸を使うことに集中力を発揮するといいかもしれませんね!

インクライン=上に傾ける…という意味!

インクラインとは「上に傾ける」という意味があるので、覚えておくと良いかもしれません。

筋トレで使われる英語の意味一覧まとめ(随時追記)メニューと関連付けて覚えておきたい!

対してデクラインとは「下に傾ける」という意味を持ちます。


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上記のように角度を付けられるベンチのことを、インクラインベンチなどと呼んだりします。

筋トレ種目を覚えていく時は、このように関連用品や英語の意味から覚えていくと、身に付きやすいかもしれませんね!

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