ジャイアントセット法のやり方＆効果｜4種目以上で追い込む強力な筋肥大メソッド！

ジャイアントセット法（giant　sets system）は、同じ筋群を4種類の種目で追い込む筋トレメソッドで、高いパンプアップ効果があります。

4種目を行う際には休憩をほとんど取らずに行うため、非常に強度の高いトレーニングとなります。

しかし、やりきった後の充実感も高く、一度経験したら人によってはハマってしまうかもしれません。

ジャイアントセット法のやり方＆効果｜4種目以上で追い込む強力な筋肥大メソッド！

ジャイアントセット法は豊富な種目数でトレーニングにバリエーションを持たせ、一気に追い込めるメリットがあります。

強度の高いトレーニング・メソッドなので、メンタル面を鍛える効果もあると思います。

ジャイアントセット法のやり方

ジャイアントセット法は同じ箇所の筋肉を4種の種目で追い込む筋トレメソッドで、高いパンプアップ効果があります。

以下に一例を挙げていますが、ジャイアントセットをしっかり行えば腕でも肩でもかなりパンパンになるところまで追い込むことが出来るでしょう。

4つの種目と種目の間にはインターバルを置かず、毎回限界まで行えるようにウェイトを設定出来るとなお良いでしょう。

ジャイアントセット法の一例

以下は実際に採用しているジャイアントセット法の一例です。

特に肩のジャイアントセットはこれが鉄板になっていますが、時折いずれかをフロントレイズに変えてみたりもしてます。

肩だけではなく、上腕三頭筋を鍛えるジャイアントセットも見ていきましょう。

1巡目〜2巡目の時点でかなり消耗するとは思いますが、しっかり追い込んでいきたいところです。

セット数が進むにつれ、または回数を増えるにつれ、フォームが雑になってしまいます。

思い切り効いているので少しのフォームの崩れは仕方ありませんが、出来る限り丁寧なフォームを維持できるようにしましょう。

スマートにトレーニングできるよう、常に意識を高く保っていきたいですね！

ジャイアントセット法の要点まとめ

ジャイアントセット法の要点まとめは以下になります。

ジャイアントセット法は知る限り最も強力なトレーニング・メソッドのひとつです。

適切な重量であれば3セットでも充分なほどに効果を実感できると思いますし、5セットになるとかなりの負荷を体感出来ることでしょう。

もし途中でキツくなってきたら、2番めと3番めを逆にしてみるなどすると集中力を保ちやすいので、そのように工夫してみると良いかもしれません。

その他の筋力トレーニング・メソッド

以下、その他の筋力トレーニング・メソッドになります。

ぜひ筋トレ時の参考に活用してくださいね！

筋力トレーニング・メソッド	備考
ピラミッド法	セットの進行とともに負荷を増加、あるいは減少させていく方法。 豊富なバリエーションを持つ。
アセンディングセット法	ピラミッド法の一種。 セットごとに重量を増やしていくセット法で、最大筋力の向上に効果が高い。
ディセンディングセット法	ピラミッド法の一種。別名、ドロップセット法とも。 セットごとに重量を減らしていくセット法で、高い筋肥大効果を持つ。
コンパウンドセット法	同じ筋肉を使用する2つのエクササイズを連続して行う方法。
スーパーセット法	2種類の種目の相乗効果を狙ったトレーニング法
トライセット法	同じ筋肉を動員するエクササイズを3種目以上、休息をほぼ取らずに連続的に行う方法。
ジャイアントセット法	同じ筋肉を動員するエクササイズを4種目以上、休息をほぼ取らずに連続的に行う非常に強力なトレーニング。
バリスティック法	瞬発的に力を発揮し、次に脱力したフェイズを行うトレーニング。 筋肉の立ち上がりを早くする効果は高いので、瞬発的な筋肉を作るには最適。
レストポーズ法	高負荷を用いて1〜数回の反復を、短い休息を挟んで数回行う方法。 マイク・メッツァーが採用したとされる方法。
パーシャルレップス法	特定のポジションのみを限定的に反復する。 筋肥大にも筋力向上にも両方使える。
フォーストレップス法	反復できなくなった段階で、補助者の力を借りてさらに追い込んでいく方法。
シングルセット法	1種目につき1セットづつ実施する方法。 アーサー・ジョーンズやマイク・メンツァーが推奨した。
マルチセット法	1つのエクササイズについて休息を挟んで復数セット実施するもの。
マルチバウンデッジ法	反復動作が限界に達したあと、重量を減らし休憩を取らずに反復を継続する方法。追い込み系メソッドの決定版とも。

新しいトレーニング・メソッドを知ることで、それを試す楽しみが生まれます。

国内・国外を問わず様々な文献に目を通し検証し、トレーニング・メソッドへの理解を深めて行きたいものです。