半月ねじりのポーズのやり方＆効果｜バランス感覚を養い内臓機能も強化！

バランス感覚を養い内臓機能も強化してくれるとされる、半月ねじりのポーズ（パリヴィッタ・アルダ・チャンドラ・アーサナ[Parivrtta Ardha Chandrasana]）。

パリヴィッタは回転した、アルダは半分、チャンドラは突きを示す言葉です。

半月のポーズは軸足と同じ側の手を使ってバランスを取りましたが、半月ねじりのポーズは軸足と反対の手を使ってバランスを取っていきます。

強度が高いアーサナなので、根気よく取り組みましょう。

半月ねじりのポーズのやり方＆効果｜バランス感覚を養い内臓機能も強化！

まずは山のポーズで立ち、全身をどっしりとリラックスさせましょう。

次に、片脚を後ろに上げながら、両手を前についていきます。

この際、指を立てて身体を支える（カップハンズといいます）ようにすると良いでしょう。

上げた足と逆の手を真上に上げ、両手が一直線になるよう意識します。

目線は上げた方の指先へ伸ばすようにしましょう。

半月ねじりのポーズのやり方

半月ねじりのポーズのやり方とポイントは以下になります。

このアーサナは見た目以上に強度の高いポーズです。

バランス感覚を必要とする体勢なので、結果的に体幹を引き締め強化する効果もあるこのアーサナ。

他のアーサナと比較してやや難しいからこそ、取り組み甲斐があると思いますよ！

半月ねじりのポーズの効果

半月ねじりのポーズに効果は一般的に以下とされています。

このアーサナは、コアマッスル、脚、お尻、腕、関節と、多くの部位に高い効果を発揮してくれます。

ここ最近は足回りのストレッチに特に関心をもっているのですが、ふくらはぎやお尻の柔軟にもよく効いているカンジがするのが良いですね！

また、半月のポーズと併用して行なっていくのがオススメです。

内面に与える効果としてはかなり高い水準でバランスが取れているのがこのアーサナのポイント。

体幹を鍛えることで姿勢を整え、バランス感覚を高めることで怪我の予防にも効果を発揮してくれます。

半月ねじりのポーズの注意点

初心者の方であれば、床に手をつくことが大変かもしれません。

そういった場合は以下のようなブロックを使って徐々に身体を慣らしていきましょう。

秦運動具工業 ヨガブロック (1個) YK380

ヨガは様々なエクササイズよりも一層“継続は力なり”の要素が強い取り組みです。

最初は出来ずとも落ち込まず、根気よく取り組んでいきましょう。

気持ちをリラックスさせる効果も軽視出来ない

また、ヨガに取り組むにあたって「気持ちをリラックスさせる効果」も見逃せないでしょう。

ヨガはマインドフルネス（瞑想）に通じる要素を多分に含んでおり、心を落ち着かせるのに効果的です。

意識的に頭の中を空っぽの状態にしない限り、人の頭の中は一般的に“常に何かしらの騒音”に埋め尽くされていることが多いとされています。

これは“頭の中のおしゃべり”とも形容され、不安や怖れ、他人からの評価や取り留めのない雑念などで混乱し、ガヤガヤと散らかった状態になってしまうもの。

そう、誰しもが経験したことがあるアレ、のことです。

意識的に「今、この時、この呼吸」に意識を集中することで得られるリラックス効果は、特に現代人にマッチしているものだと思います。

半月ねじりのポーズも気持ちを落ち着かせる効果があるアーサナなので、そういった側面も意識しながら取り組んでいくと、いっそう心がスッキリする効果が得られると思いますよ！

バランス感覚が磨かれることによって得られる効果・恩恵！

バランス感覚を鍛える…といわれると「こけにくくなるだけでしょ？」と感じる方が多いと思います。

特にオフィスワークなどの作業が中心の方にとっては、バランス感覚なんて必要ない能力のように感じてしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、バランス感覚を鍛えると、とても良いことがあったりするんですよ！

バランス感覚を鍛えることによる恩恵として一般的に語られるのは以下！

特に注目したいのは“人間のあらゆる動作にバランス感覚は関係している”ということ。

立つにしても歩くにしても、何をするにしてもバランス感覚は必要な基礎的な感覚だといえます。

この感覚ひとつ鍛えるだけで、あらゆる行動をほんの少しづつバックアップしてくれると思えば、バランス感覚を磨くエクササイズはかなり万能性＆実用性が高いものと考えることが出来るかもしれませんね！