お腹に効果の高いアーサナのひとつ、ガス抜きのポーズ(パヴァナ・ムクタ・アーサナ[Pavana Muktasana])。
パヴァナが風・空気・ガスを意味し、ムクタが解き放つという意味を表します。
お腹に刺激を与えることによって、高い整腸作用を持つのがこのアーサナの由来なんだそう!
実際にこのポーズをしたあとはお腹が活発化するようなので、オナラが出やすくて困っている方は朝一番で行ってガス抜きをしておくのもいいと思いますよ!
【スポンサーリンク】
パッと読むための目次
ガス抜きのポーズのやり方&効果|整腸作用・おならを出し切る・便秘の解消など!
ガス抜きのポーズは、あらゆるアーサナの中でも最も簡単な部類に入るポーズです。
仰向けに寝た状態から膝を抱え体勢を整えることによって、リラックス効果も期待できます。
朝だけではなく、寝る前にも行いやすいポーズですね!
整腸作用があるアーサナとしては他に仰向けのねじりのポーズがありますが、これは好みで使い分けていくと良いでしょう。
仰向けのねじりのポーズは、やや動きが大きいため場所を広く取る必要があるマイナスがある代わりに、ウエストの引き締め効果が期待できます。
対してガス抜きのポーズはより楽でコンパクトなポーズなので行う場所を選ばないメリットがありますね。
また、さりげなく股関節の柔軟性も高めてくれる効果があります。
ガス抜きのポーズのやり方
ガス抜きのポーズの基本的なやり方は以下。
シンプルなアーサナなので、腹式呼吸を意識して行うといいでしょう。
- 仰向けになり両足を揃える(両手は伸ばし床のほうへ手の平をつける)
- 両足を曲げていき、膝を胸に引き寄せる
- 呼吸を遮らないように両膝をかかえる
前述した仰向けのねじりのポーズよりも動きが少ない(ほぼ動きがないと言ってもいい)ポーズなので、心・精神の方面に意識を傾けていきやすい側面があるのもメリットです。
呼吸を深く取り、心がリラックスしていくのを感じながらやると良いと思いますよ!
【スポンサーリンク】
ガス抜きのポーズの効果
ガス抜きのポーズの効果として一般的にあげられるのは以下。
内臓機能に対して重点的にアプローチしてくれるため、お腹の調子が悪いときなどには良いかもしれません。
- 腰痛を緩和する
- 内臓機能を高めていく
- 便秘を解消する
- 股関節の柔軟性アップ
腰痛・内臓機能UP・便秘の解消と、女性の悩みとなりがちな部分をケアしてくれているこのアーサナ。
仰向けのねじりのポーズと比較してウエストへの効果が期待できないぶん、シンプルなポーズなのでリラックス効果は高いと思います。
ガス抜きのポーズの特徴
名前 | ガス抜きのポーズ |
サンスクリット名 | パヴァナ・ムクタ・アーサナ |
フォーム難易度 | ★☆☆☆☆ |
ストレッチ効果 | 腰痛緩和・股関節の柔軟性 |
内面への効果 | 便秘解消、内臓機能アップ |
非常に簡単なポーズなので取り組みやすいと思います。
内臓機能をアップさせることで高いリラクゼーション効果が期待できます。
出かける前にガスを抜いてから家を出るのがGOOD!
ガス抜きのポーズの注意点
ガス抜きのポーズは難易度も低いので、よくリラックスできる環境で行うと良いでしょう。
アロマキャンドルなどと組合せて行うことで、一層気分もリフレッシュできると思いますよ!
Highclass glamour アロマ キャンドル フラワーキャンドル ティーライトキャンドル アロマの香り 10個 セット
上記のタイプのアロマキャンドルは見た目もオシャレなわりに10個セットで¥880円という破格の安さ!
1個あたり88円でしばらく使えるので、少しプレミアムなリラックスタイムを過ごしたいときはオススメ。
週末の午後などに試してみてはいかがでしょうか?
ハッピーベイビーポーズ(アーナンダ・バーラ・アーサナ)のやり方と効果
また、同様に仰向けになって行うポーズとしてハッピーベイビーポーズ(アーナンダ・バーラ・アーサナ)も人気が高いアーサナです。
このアーサナはガス抜きのポーズの効果と比較して、股関節・お尻・太もも裏・背骨などの「背面」に対するストレッチ効果が高いポーズとなります。
以下はハッピーベイビーポーズ(アーナンダ・バーラ・アーサナ)のやり方の一例ですので参考にしてみてください。
- ガス抜きのポーズの体勢になる
- 生きを吸いながら、両足の土踏まずを内側から掴む
- 掴んだ手を床のほうに引き下げる
個人的にはあまり採用する機会の無いアーサナですが、それはあくまで他のアーサナで背面のストレッチを行っているから。
もしこれから今用いているアーサナを別のものに入れ替える必要性を感じたら、ハッピーベイビーポーズ(アーナンダ・バーラ・アーサナ)も候補にあがってくるかもしれません。
シンプルなポーズも難しいポーズも、どちらも一長一短で使い方次第なのがヨガの面白いところ!
股関節・お尻・太もも裏・背骨などにアプローチするメニューをまだ組んでいない方は、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか?
また、これ単体で行なっても、継続すれば充分な効果が期待できると思いますよ!
【スポンサーリンク】