ピストルスクワット(pistol squat)は、下半身に高い負荷をかけることが出来るスクワットのバリエーションです。
片足づつ行う種目は少し効率が悪いように感じてしまう部分もありますが、ピストルスクワットはとても強度が高く好きな種目でもあります。
高負荷で一気に追い込めるといった面では、逆に効率が良い種目だといえるかもしれません。
自重トレーニング中心ならば、ぜひ積極的に採用したいですね!
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パッと読むための目次
ピストルスクワットのやり方&効果|超高強度の自重スクワット!
ピストルスクワットは自重トレーニングになるため、特別な器具がなくても取り組めるのが大きなメリットです。
片足を前に伸ばしたまま、もう片方の足でスクワットをするトレーニングですが、太もも前面の筋肉である大腿四頭筋や、お尻の筋肉である大臀筋に強い負荷がかかります。
バランスを取るのも負荷に耐えるのも最初のうちは厳しいと思うので、壁や柱などに掴まりながら行うのが良いでしょう。
ピストルスクワットのやり方
ピストルスクワットのやり方は以下になります。
- 両足を軽く開いて立つ
- 片足を前へ上げ、両手を前に伸ばしてバランスを維持する
- 腰を後ろに突き出しつつ、重心を下ろしていく
- お尻を下げきったらゆっくりと元の位置へと戻す
- 8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット行う
- 終了
ピストルスクワットに取り組み始めた頃は、正直「こんなの絶対無理だ」と思っていましたが、取り組んでいくうちに出来るようになってくるから不思議なもの。
筋力面に関しても、バランス面に関しても掴まりながらトライしていくのが最も早く出来るようになるためのステップな気がします。
ただし、膝関節に負荷がかかりやすい種目でもあるので、怪我・故障には充分に注意して取り組みましょう。
ピストルスクワットの特徴
名前 | ピストルスクワット |
種目 | コンパウンド(多関節)種目 |
メインターゲット | 大腿四頭筋・大臀筋 |
サブターゲット | ハムストリング |
拮抗筋 | – |
フォーム難易度 | ★★★★★ |
ピストルスクワットはスクワットの中でも非常に高い強度の種目で、自重を使うスクワットの中では最高峰。
高い負荷を賭けられる上にバランス感覚を養いつつ、さらには体幹まで鍛えられるので、とても良い種目だと思います。
ピストルスクワットの無双ポイント
膝を深く曲げる膝関節スクワットに分類されるため、怪我・故障のないように意識して行なっていきましょう。
力の使い方やバランスの取り方が繊細なため、安全なフォームを身につけるまでには試行錯誤と練習が必要だと思います。
バーベルコーナーが混雑して使えないときなどにピストルスクワットを主体にする…などといった使い方も可能です。
また、バーベル・フルスクワットを行なったあとに、追加で追い込む意味でピストルスクワットを行う…といった使い方も出来ます。
スクワットは全般的に使い方次第で応用の幅が広いトレーニングだと思うので、よく理解しておきたいですね!
ピストルスクワットに取り組む際は、特に膝を痛めないように意識を払うことが重要です。
筋肉が対応できる以上の重量で行うと怪我・故障の確率が高まってしまうので、フォーム&重さの調整は慎重に行いましょう!
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ピストルスクワットに期待できる効果
ピストルスクワットは太もも前部、大殿筋が鍛えられる種目です。
また、腹筋に力を入れることによって、体幹を固めて鍛える効果も得られる点で優秀です。
バランス感覚を養うのにも適しているので、スポーツを行っている方にもオススメですね!
- 太ももの筋肉である大腿四頭筋を鍛えることで基礎代謝が上がり、ダイエットに効果的
- お尻の筋肉である大殿筋を鍛え、立体感のあるヒップラインを作る
- バランスを取る必要があるため、体幹を固め強化する事が出来る
ピストルスクワットは何も持たずに行なってもかなり高負荷なトレーニングですが、ケトルベルやダンベルを持って行うことで重さを追加することが出来ます。
難易度や負荷の高いトレーニングが出来るようになることは、自分に自信を持つことにも繋がります。
そういった意味でもピストルスクワットはオススメのトレーニングのひとつですよ!
ピストルスクワットと組み合わせたい
上記のやり方では「8〜12回(インターバル30秒〜1分)を3セット」と記していますが、下半身の筋肉は太く体積も多いため、可能ならば6〜9セット(あるいはそれ以上)行なっても良いと思います。
- スクワット系
- パラレルスクワット
- ダンベル・スクワット
- バーベル・スクワット
- スミスマシン・スクワット
- ディープスクワット
- バーベル・フルスクワット
- ブルガリアンスクワット
- ピストルスクワット
- 相撲スクワット
- シシースクワット
- ヒンズースクワット
- ジャンピングスクワット
- マシン系
また、下半身の筋トレということで、以下のような種目とも相性は良さそうです。
- レッグ・カール
- ヒップスラスト
自重の筋トレ動画を見るのもモチベーションに繋がる!
トレーニングを行なっていくにあたって、誰しも目標とするものがあると思います。
健康を維持するためだったり、理想のボディラインを手に入れるためだったり、色々な目的があると思いますが、憧れの存在を胸の中に抱くのも、ひとつのモチベーションになることでしょう!
動画の男性はフランク・メドラノ氏。
自重トレーニングのカリスマ的な存在であり、その常人離れした肉体は動画を見ているだけでも燃えてきますね!
これほどまでの筋肉を手にするのは難しいかもしれませんが、時にはこういうカリスマを思い出し、フランク・メドラノ気分でトレーニングに臨むのも良いかもしれません。
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